ソードアート・オンライン主人公キリトのモデルは作者の川原礫?

ソードアート・オンラインは面白い小説です。

我が家のお嬢さまはモチロン、私でさえも18巻以降は殆ど読んでいます。2020年5月9日に発売開始された24巻も、さっそく読みました。

そして彼女に “生きていく上での心構え” を身に付けていただくには、これ以上の本はないと思っています。

[chat face=”mikan.png” name=”Mikanお嬢様” align=”left” border=”red” bg=”none” style=”maru”]そんな大袈裟な[/chat]

私にしても、読んでみて学ぶことが多いです。(特に無茶をすると、いかに周囲を心配させるかとか… そこか?)

ところでその面白くて実学にも役立つソードアート・オンラインですけれども、「どうしてそんな小説が書けるのか?」とか、登場人物のモデルが気になるところです。

そこで今回は作者が登場するイベント動画がアップされたこともあり、主人公と作者の繋がりについて考えてみたいと思います。

ソードアート・オンラインの作者

ソードアート・オンラインの作者の名前は、”川原礫” です。Twitterのアカウントを持ち、Youtubeにも登場しています。

こちらの動画によると、ソードアート・オンラインはWeb版だった頃からファミレスで執筆されていたとのことです。そして今は外出自粛なので、仕方なく自宅に引き籠って執筆しているとのこと。

いやはや、作家の仕事というのはメンタルが大きく影響しそうな気がします。だから執筆が続いていると伺うだけで、嬉しくなって来ます。

私なんかは自然の風景動画をiPadで再生しているだけで十分に快適ですけど、それでも深夜の方が集中できます。人間、環境というのは大切だと痛感しています。(ちなみにYoutubeにはファミレスの音も作業用BGMとしてアップされています。”ファミレス”、”音” でググるとヒットしますね)

こう言っては何ですけど、話し方は非常に地味… いや、穏やかです。時折、すこし苦笑するような笑顔になってました。

おそらくは小説家だけあって、言葉を選んでいるんでしょうね。不思議と体に染み入るような話し方をなさっています。他は若手の編集者さんやアニメーターさんたちで、こちらは逆に躍動感に溢れているのが印象的でした。

しかしこの作者印象、小説とは異なるものの、Twitterから受ける印象とは殆ど同じでした。ともかく慎重に言葉を選んで話しているし、文章にもリズムがあります。

ちなみに1週間で300㎞走ったりするそうです。かなりの健脚で、走っている時の心拍数が180を超えることがあるそうです。

また料理の話題が多く、最近ではオクラの天ぷら、ブリ、カプレーゼ、アイナメなどが話題になっていました。スーパーへ買い物に行っているそうです。

そうそう、なんと先日はパイを作ったそうです。何でも『穂高輪花のチャリと飯』の輪花さんに影響を受けたそうで、読んだ本の紹介などもあります。

そういえば肝心なソードアートオンラインのことを書いていませんが、何でも動画情報によると、第24巻は起承転結の「承」とのことです。「まだ10%、いや5%」だそうで、ユナイタルリング編は相当な巻数になりそうです。

(現在でも壮大なスケールですけど、さらに話が大きくなりそうです。いやはや)

主人公キリトのモデルは作者?

さて最初に動画を視聴した時には感じなかったのですが、どうも作者はSAO主人公のキリトに似ているようです。

まず物理的な類似性でいうと、二人とも自転車に乗ります。おまけに心拍数が180を超えるとは、相当なスピードを出すようです。ちなみに自転車での最大心拍数は「210 – 年齢」以下に抑えるのが良いというスポーツ・ドクターも存在します。

そしてパソコンのスキルがキリトと同程度のようです。キリトはtelnetだとかftpといったUnixコマンドを使えますが、作者も自分でビデオ会議の環境設定が出来ます。

技術的な知識に関していうと、キリトの方が若干詳しいようです。いやキリトは若いし、時間もあります。一方で川原礫先生は「そろそろスタッフが欲しい」という状況だそうで、最近はあまり勉強時間を取れないようです。

そんな感じで、基本となる教養は似ています。体を鍛えることに関しても同じです。無理せず、健康維持に役立つレベルで運動しています。

ちなみに最も似ているのが、お茶目なところと洞察力に長けているところでしょうか。

川原礫先生がお茶目なところは、Twitterでのツイート内容や作者あとがきで知ることができます。そしてキリトに関しては、本人のモノローグから伺い取ることができます。

キリトが洞察力などに長けている点は、ソードアート・オンライン第24巻から分かります。だからこそ、アルゴから「先生」候補にリストアップされてしまうとも言えそうです。

“SAO時代の俺も、あれこれ突飛なことを思いついては臆さず試したものだ。アイデアの百個のうち九十九九個は失敗したが、残り一つが命を救ってくれたことは何度もある。なのにAOLで << 普通のゲーム>> を楽しんでいるうちに、いつしかチャレンジスピリットを失ってしまったらしい。

このように本質的な部分では、作者と主人公は良く似ています。

まとめ

もちろんモデルが存在しない登場人物というパターンも存在します。

しかしソードアート・オンラインの場合、主人公のキリトは作者の川原礫先生ご自身がモデルであるように見えます。

逆にいうと、それだけ思い入れがあるからこそ、あれだけ魅力のある主人公になるということでしょうか。

これからもぜひ川原礫先生には、魅力的でいられるように健康であって頂きたいものです。

それを支えるのは、様々な関係者と読者ということになるでしょう。

(我が家の熱烈な読者は、「ぜひシノンさん主人公で、もう1シリーズ!」とか無茶を言ってますけど)

それでは今回は、この辺で。ではまた。

—————————-
記事作成:四葉静

P.S.電撃文庫の他の作者の方々も視聴していたんでしょうかね?