鉛筆

今日はいつもの高級鉛筆削り器が使えない件

高級鉛筆削り

ドジをしてファーバーカステル伯爵コレクションのパーフェクトペンシルに、長い状態の鉛筆を装着してしまった。そして偶然、モンブランのボールペン軸に装着した鉛筆芯を使ってしまった。おかげで今日は高級鉛筆削り器とやらを使う機会がなかった。

そしてやっぱり使い比べてみると、4c芯&替え芯アダプターの代わりに鉛筆芯&替え芯アダプターの組み合わせでボールペン軸を使った方が、三菱鉛筆ハイユニ&パーフェクトペンシル伯爵コレクションよりも使いやすいことに驚く。

しかしカルフォルニア杉の替え鉛筆を使うと、直径7mmなので鉛筆削り器を使うことが出来ない。たしかにボールペン軸と同じくらい扱いやすくなるけれども、鉛筆を削るのに一手間かけるのは本意ではない。

ともあれ、今日は少し鉛筆削り器の紹介をしたいと思う。毎日を元気に生き抜くためには、補給方法も大切なのだから。

自動鉛筆削り器

まず自動鉛筆削り器と紹介しておいて何だけれども、我が家の真・自動鉛筆削り器は故障してしまっている。お嬢様のご要望で乾電池式を購入したものの、数ヶ月で動かなくなってしまった。

あの頃はお嬢様も小学生で、力加減というものを知らなかった。調子に乗って力を入れ過ぎて使っていて、何かがおかしくなってしまったらしい。いちおう “らせん刃” を採用するほど本格的なのに、少し残念だ。

ちなみに電動式の自動鉛筆削り器というと、我が弟が使っていた本格タイプを思い出す。あれは100V電源で動作する、けっこう大型の電動式鉛筆削り器だった。結局故障というものを経験せず、10年以上を走り切ったと記憶している。

もちろん “らせん刃” だ。台所にあるミキサーのように、相当な騒音を立てていた。ともかくパワフルだった。

残念ながら、今では見かけることがない。そこで全自動鉛筆削り器が故障した後は、冒頭画像のような手で回すCARL半自動鉛筆削り器を購入した。

実はこの鉛筆削り器をお嬢様に渡して、初めて彼女が情け容赦なく鉛筆を使っていることが分かった。ともかく勢いよく、取っ手を回す。さすがに手回しなので近所迷惑になる振動ではなかったけれども、さぞ鉛筆や鉛筆削り器は大変だったと思う。

(実は今でもシャープペンシルの故障率が高いような… 気のせいだと思うことにしよう)

Mikanお嬢様
Mikanお嬢様
えへへ

もちろん冒頭画像で紹介させて頂いたことからお分かりのように、今でも無事に稼働している。あの手荒な扱いの乗り切ったのだから、頑丈さは折り紙付きだと言えそうだ。シンプル・イズ・ベストなのだ。

しかしシンプルだけれども高級鉛筆削り器だけあって、必要な機能は揃っている。削り過ぎ防止機能は装備されているし、芯先の太さを調整することも可能だ。

取っ手の軸に付いているプラスチックを反時計回りに回すと、芯先は0.5mmになる。時計回りにプラスチックを回すと、芯先は0.9mmになる。

さすがに小学生時代のお嬢様が使い残した超高級鉛筆(三菱ハイユニ)は2Bなので、少し筆圧をかけてしまうと摩耗が早くなる。そのために毎日何十回も、ガラガラと取っ手を回している。

それでも今のところ、全く故障するような気配はない。鉛筆の芯先が折れて詰まるようなことがあっても、らせん刃ごと取っ手を外すことが出来る。手回し式だからこそ簡単に出来る技だけれども、嬉しい限りだ。

もしも誰かにおすすめの高級鉛筆削り器を紹介して欲しいと言われたら、僕は躊躇せずCARLエンゼル鉛筆削り器を紹介するだろう。

携帯鉛筆削り器

さてファーバーカステル伯爵コレクションのパーフェクトペンシルは、信じられないほど短くなった鉛筆でも利用可能だ。そうなると先ほどのCARLエンゼル鉛筆削り器は使えない。携帯式の鉛筆削り器を使う必要がある。

この手の商品は国産品が良いと思うけれども、いちおうファーバーカステルの三穴式鉛筆削りも所有している。ただしファーバーカステルは今一つ具合が良くなったらしく、別な携帯鉛筆削りを購入されてしまった。

だからこのデザインだけは秀逸なファーバーカステル鉛筆削りを使っているのは、僕だけだったりする。その僕にしても日頃は使用済みの携帯鉛筆削りを使っているので、あまり胸を張ってオススメしにくいというのが本音だ。

ただしファーバーカステルの三穴式鉛筆削りは、蓋で閉じられているので携帯可能だ。それにサイズが大きいので、削りカスの溜まり具合を心配する必要がない。

だから気軽に使えるという点では、そんなに悪くないと思っている。たぶんオシャレなデザインゆえに、それなりに大勢の人々が使っていると思う。

それに高級鉛筆削りといっても、携帯型ならばお値段も手頃だ。そういう意味でも、試してみて悪くはないと思う。

手動鉛筆削り器

さて最後が手動鉛筆削り器ということになる。これは何のことはない。カッターなどで自ら削るということだ。モンブランのボールペン軸に鉛筆芯を無理やり装着した時などは、この方法に頼らざるを得ない。

あまり融通の利かない鉛筆ホルダーを使うようなものだから、鉛筆ホルダー用の削り器を使うという手もある。しかしさすがに高級ボールペンの本体軸なので、あまり機械任せにはしたくない。

それに僕が子供の頃は、自ら削るのが一般的だった。お袋さんが、僕のお手本だ。実際に削る様子を実演してくれて、それを真似たのが “小野谷流鉛筆削り” の極意だ。

ちなみにボールペン軸に鉛筆芯を装着した際は、三菱鉛筆ジェットストリーム替え芯0.28mmのような形状に削り出している。つまり0.9mmくらいの芯を削り出すような感じだ。そうすれば、そこそこの量を気持ち良い太さで書き出すことが出来る。

そういえば二回目の卒業をしたそうだけれども、しばらく前まで有名コピーライター糸井重里さんも0.9mmのシャープペンシルを使っていた。僕と同じくモンブランのマイスターシュテュックだけれども、2B芯を使っていたとのことだ。

たしかに鉛筆はフランクな感覚で使えるので、アイディア勝負の業種には向いているかもしれない。少なくとも糸井重里さんは、そういう気持ちだったからこそ、二回もモンブランの0.9mmシャープペンシルを購入している。

だから僕がボールペン軸に鉛筆芯を装着して使っているのも、あながち的外れとは言えないかと思う。ポイントは使い手が気持ち良く使えれば良いのだ。

おまけに今は在宅勤務で、別に芯先を収納できなくても困らない。そうすると芯先の出具合を調整せずに、一定量の芯を使うことが出来る。

お嬢様が大量の鉛筆を使い残したという「追い詰められた状況」のために編み出した使用方法だけれども、それなりに悪くはないかと思う。

少なくとも本日は久しぶりに使って、その使いやすさに感動してしまった。まだまだ鉛筆芯は大量に作れるので、当面は「モンブランの高級鉛筆」から離れるのは難しそうだ。

まとめ

以上の通りで、高級鉛筆削りには幾つかの選択肢がある。その中でも最も安定しているのが、らせん刃である上に電動式の繊細さとは無縁のCARLエンゼル手回し式鉛筆削り器となる。

何しろ我が家のお嬢様が壊すことの無かった頑丈さだ。芯先の太さを調整できるのも悪くない。しばらくしてボールペン軸に飽きたら、またパーフェクトペンシルと組み合わせて利用することになるだろう。

それでは今回は、この辺で。ではまた。

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記事作成:小野谷静