[2020年12月10日発売] ソードアートオンライン第25巻

シリーズ最新巻《ユナイタル・リング》編の第4弾である、ソードアート・オンライン25 ユナイタル・リングIVが2020年12月10日に発売されます。

緊迫した展開で終わったソードアートオンライン(SAO)第24巻ユナイタル・リングⅢの続きです。この記事をご覧の方は、2020年10月時点での最新刊24巻の内容はご存知だと考えています。

https://www.note1005.com/?p=2346/

https://www.note1005.com/?p=2341/

もはや全く先の読めなくなったユナリン(作者による命名)ですが、いったい新巻では何が待ち受けているのでしょうか。とりあえず今までの流れを纏めておくことにします。

出版社のワナ?

そもそもなんですけど、どうしてSAO第25巻の話がSNSなどで話題になっていないのでしょうか。私が気づいたのが2020年10月16日(金)の夜中ですけど、少なくともTwitterでは新刊の話が騒ぎになっていないようです。

作者である川原礫氏のTwitterアカウントでも、何もSAO最新刊はツイートされていません。私は偶然、絶対ナル孤独者《アイソレータ》の新刊を確認しようとして知った始末です。

今年はソードアートオンライン10周年記念の年ということで、出版社が意地になって第25巻を年内に出版しようとしているのでしょうか。

こうやってWebサイトで公開されてしまっては、もう作者としては後に引けないかと思います。幸い執筆場所のファミレスも使えるようですし、ぜひ12月10日を期待したいところです。

それからこうやって新刊情報を公開したということは、何かしらSAO関連イベントが待っているのかもしれません。もしかしたらサイドストーリーの映画化があったりするのでしょうか。

いずれにしても第25巻の表紙は「No Image」段階ですけれども、早々にいろいろな情報が公式に展開されるかと思います。ファンとしては、期待して待ちたいところです。(いや、もともとのSAOファンは、我が家のお嬢様ですけど)

今までの展開

さてソードアート・オンラインのユナイタル・リング編は、作者のツイートによると起承転結の「承」とのことです。それでシリーズ第4巻なのだから、随分と長い話になりそうです。

ちなみにシリーズ第1巻の冒頭部分では、サイバーな存在と化したキリトと茅場晶彦が語り合う場面で始まります。二人?とも、今回は静観とのことです。

物語の舞台は、新しく登場したユナイタル・リングと呼ばれるゲーム世界です。ALO(アルブヘイムオンライン)というゲーム世界にいた主人公キリトたちは、いきなりユナイタル・リングというゲーム世界へ引き込まれてしまいます。

GGO(ガンゲイルオンライン)というゲーム世界のゲーマーたちも同様に、ユナイタル・リングへ引き込まれてしまいます。というか、大半のゲーム世界がユナイタル・リングへ引き込まれてしまいます。

そこではゲーマーは一度やられてしまうと、二度とユナイタル・リング(ユナリン)へログイン出来なくなるのだそうです。だから全員が必死になって、生き残りをかけて戦います。

ちなみにALOからだと、殆ど体一つの状態でユナイタル・リングへ引き込まれるのだそうです。主人公キリトは、しばらくパン一で生活することを余儀なくされます。

ステータスもレベル1になり、聖剣エクスキャリバーなどは使えなくなってしまいます。ソードスキルという剣技も、初歩的なものしか使えなくなります。

そういう状況で、なぜか彼はALOゲーマーたちに集中的に狙われます。なんでも「先生」と呼ばれる人物が、彼を攻撃するように仕向けているのだそうです。

先ほど述べたように、サイバーな存在となった二人は静観すると言っています。そうすると事件を起こした存在も、「先生」も彼らとは別人になりそうです。

たしかにこの程度すら判明しない状況では、まだまだ「承」なのかもしれません。とりあえずユナイタル・リング3では、キリトはどんどんどドツボにハマりつつあるという印象でした。

第25巻の予想

さて予想といっても、まだ本の裏表紙などに書かれる予告シナリオさえありません。それに先の記事で述べたように、もはや作者がどのように話を展開するのか、全く先読みすることが出来ません。

そこで今回は、どのくらいまで話が進むのかを考えてみたいと思います。とりあえず主人公がやられてしまうことはないでしょう。それからSAOサバイバーたちが、大いに関係して来そうです。

しかし第24巻のユナイタルリング3では、絶望的に圧倒的な存在に襲われて大ピンチな状態で終わりました。ユナイタルリング4では、当然そこから再開となるでしょう。

とんでもない別な存在が現れて敵(先ほどの「存在」)をやっつけてしまうとか、何とか逃げることに成功するというパターンでしょうか。

今のところ、どう考えても正面撃破できるような気がしません。幾らユナイタルリングが「ゲーマーの常識を打ち破ることを期待した世界」だとしても、ちょっと妙案が出て来ることは無さそうです。

とりあえずSAOと何らかの繋がりがあることが分かりました。それにしてもSAOってオーディナル・スケールでもデータをコピーされましたし、けっこう気軽にアクセスできる存在なのかもしれません。

劇場版 ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール-

ともかく一冊全てが強敵との戦いで終わることはないでしょう。当然、エオライン・ハーレンツ様のいらっしゃるアンダーワールドへ再ログインすることもありそうです。そちらの展開も気になります。

また菊岡さんがキリトを、再び銀座のカフェに呼び出すことも考えられます。前巻でキリトとアスナが襲われた頭痛の原因も気になるところです。

こうやって書くと、謎だらけですね。最新刊の第25巻では、少しでも謎が明らかになることを期待します。

まとめ

それにしても、とうとう物語だけなくて出版方法まで謎がかって来ました。

このシリーズ最新作《ユナイタル・リング》編の第4弾である、ソードアート・オンライン25 ユナイタル・リングIVの謎を解くには、作者の登場を待つしかありません。

… とりあえず、いつものように少しで構わないので、Twitterあたりでヒントをつぶやいて貰えると嬉しいところです。

それでは残念ですが、今回はこの辺で。ではまた。

(ともかく最新刊の第25巻はKindle版でなく、紙書籍を購入することにします)

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記事作成:よつばせい